Microsoft Outlookを利用した場合の機能と制限事項
OutlookとRsync.の項目間の関係は次の表のようになります。
※ 以下に記述の無いOutlookの項目については、Rsync.では扱えません。
Outlook | Rsync. | 備考 |
開始日 | 開始 | |
終了日 | 終了 | |
終日イベントの設定 | 終日 | |
件名 | 用件 | |
場所 | 場所 | |
内容 | メモ | |
アラーム | アラーム | アラームのあり/なしのみ |
アラーム時刻 | アラーム(何分前) | |
プライベート | 保護・シークレット | |
定期的なアイテム | 繰返し | Outlook 97を除く |
定期的なアイテム(繰返し)について
Outlookで指定されていてRsync.で表現できない繰返しのパターンについては、以下のように変換されます。
- パターンが「日」の場合の「間隔」の指定
- Rsync.では、間隔は全て1日として扱われます。
- パターンが「週」の場合の「間隔」の指定
- Rsync.では、間隔は全て1週として扱われます。
- パターンが「月」の場合の「何ヶ月ごと」の指定
- Rsync.では、全て1ヶ月ごととして扱われます。
- パターンが「月」の場合の「曜日」での指定
- Rsync.では、今日以降で最初に現れる日にちでの毎月の繰返しとして扱われます。
- パターンが「年」の場合の「指定曜日」での指定
- Rsync.では、今日以降で最初に現れる日にちでの毎年の繰返しとして扱われます。
- 99回を超える繰返しの回数
- Rsync.では、無制限の繰返しとして扱われます。
Outlookを利用した場合の制限事項
- Outlookへ新規にスケジュールを追加する場合は、常に予定表フォルダに書き込まれます。
- Outlookへスケジュールを書き込む場合は、Rsync.のURL欄はOutlookの内容欄の末尾に書き込まれます。
- Outlookへ既にあるデータをRsync.で修正する場合(同期時を含む)、開始日、終了日、終日イベントの設定、件名、場所、内容以外の項目は、修正されません。
- Outlook 97では、繰返しパターンは読み込めません。 繰返しパターンの設定されているスケジュールデータは、今日以降で最初に現れる日(今日以降で同期する期間内に現れない場合は、同期する期間内で最初に現れる日)の単発のスケジュールデータとして読み込まれます。
- Microsoft Exchange Server上のデータとの同期については、動作保証の対象外です。