同期にあたっての制限事項
共通の制限事項
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一度に同期をできる携帯電話は一台のみです。
複数台の携帯電話が同時に接続しないで下さい。
本ソフトウェアで対応している携帯電話以外のデバイス(iPod等)については、携帯電話と同時に接続しても問題ありません。
アドレスデータについて
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同期の対象となる項目は、以下の項目です。(ただし携帯電話に該当の項目が無いものは同期されません)
- 名前 および ふりがな
- 電話番号 (複数設定可能な携帯電話機種については複数)
- メールアドレス (複数設定可能な携帯電話機種については複数)
- 住所 および 郵便番号
- URL
- メモ
- 会社、部署
- 誕生日
- 趣味
上記以外の項目(例えば画像など)は、同期の対象とはなりません。
携帯電話の機種によっては、上記の項目でも同期の対象とならないものもあります。 詳しくは、対応する携帯電話機種と制限事項からご確認ください。
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次に該当するデータは、同期の対象ではありません(携帯電話に書き込まれません)。
- 名前とふりがなの両方が未設定(空欄)のデータ
- 電話番号・メールアドレス・住所・URL・メモ のうち、携帯電話機が対応している項目が全て未設定(空欄)のデータ
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グループ属性は同期の対象ではありません。
グループ属性については、同期する情報の設定の「同期するグループ」の指定に従います。
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携帯電話の電話帳データで設定されている電話番号、メール、住所、等の種別(アイコン)は、同期の対象ではありません。 種別は基本的に「その他」として扱われます。 また、携帯電話に書き込まれる順序は、アドレスブックの表示順とは一致しません。
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携帯電話でメモリ番号を変更したデータは、「変更」ではなく「削除した後に追加された」として扱われます。
カレンダーについて
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イベントでの同期の対象となる項目は、以下の項目です。 (ただし携帯電話に該当の項目が無いものは同期されません)
- 開始日時および終了日時
- 終日設定
- 件名
- 場所
- メモ
- URL
- アラーム有無およびアラーム時刻
- 繰り返し (一部の種類のみ)
ToDoでの同期の対象となる項目は、以下の項目です。
- 件名
- 完了状態および完了日
- 優先順位
- 期限
- URL
- メモ
携帯電話の機種によっては、上記の項目でも同期の対象とならないものもあります。 詳しくは、対応する携帯電話機種と制限事項からご確認ください。
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開始日時が同日同時刻で、かつ件名(携帯電話の機種によって項目名が異なりますが、一般的に必須入力となる項目)が同一となるイベントは、それらのうち何れか一つのみしか携帯電話へは書き込まれません。
期限が同日で、かつ件名が同一のToDoは、それらのうち何れか一つのみしか携帯電話へは書き込まれません。
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イベントの開始日時または件名を携帯電話で変更した場合は、そのイベントは「変更」ではなく、「削除した後に追加された」として扱われます。
ToDoの期限または件名を携帯電話で変更した場合は、そのToDoは「変更」ではなく、「削除した後に追加された」として扱われます。
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イベントの開始日(ToDoの場合は期限)が同期を実行した日の前年の1月1日より前である場合は、携帯電話へ追加されません。
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- 携帯電話に書き込めるイベントおよびToDoの数の制限について
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携帯電話に書き込むべきイベントの数が、携帯電話に書き込み可能なイベントの件数を越えた場合は、それらのイベントについては携帯電話に書き込まれません。
書き込まれる優先順序は、基本的には、同期実行日以降で早く発生する順の後に同期実行日より前のものとなります。(同期の期間を外れたイベントは携帯電話から削除されます。)
携帯電話に書き込むべきToDoの数が、携帯電話に書き込み可能なToDoの件数を越えた場合は、それらのイベントについては携帯電話に書き込まれません。
書き込まれる優先順序は、完了していないもので期限が同期実行日以降のもの、完了していないもの、完了したもの、の順となります。
携帯電話上では件数の制限により一部のイベントが削除されますが、iCal や .mac 等の他の同期対象への影響はありません。
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- 繰り返しが設定されているイベント
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携帯電話にその繰り返しが設定できる場合は、そのとおりに携帯電話へ書き込まれます。
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携帯電話にその繰り返しが設定できない場合は、同期の期間で指定された範囲で繰り返しが展開されて、複数のイベントとして携帯電話に書き込まれます。 次回同期時には iSync によって繰り返しが復元されます。
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携帯電話で完了が設定されていて完了日時が設定されていないToDoデータは、完了日時として同期の実行日が設定されます。
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ToDoをサポートしている機種の場合は、カレンダーの同期でイベントおよびToDoの両方が同期されます。 設定でどちらか片方のみの同期を選択することはできません。
ただし、以下のコマンドをターミナルで実行してからiSyncを起動し、デバイス(携帯電話)をiSyncに登録(既に登録されている場合は再登録)した場合には、ToDoが同期されなくなります。
defaults write jp.co.reudo.phoneplugin DoNotSyncTodo -boolean yes
このコマンドを実行後にiSyncに登録される携帯電話はToDoが同期対象になりません。
デフォルトのToDoも同期される状態に戻すには、以下のコマンドをターミナルで実行してからiSyncを起動し、携帯電話をiSyncに登録(再登録)して下さい。
defaults write jp.co.reudo.phoneplugin DoNotSyncTodo -boolean no
携帯電話の機種による制限事項
携帯電話の機種による制限事項は、対応する携帯電話機種と制限事項からご確認ください。
Bluetooth経由で接続した場合の制限事項
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同期が完了した後、携帯電話が接続中表示のまま待受画面に戻らない場合があります。
また、その場合にMacから携帯電話に接続ができず、Macの画面にBluetoothのエラーが表示されることがあります。
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連続して同期を行うと、携帯電話と接続できずに同期に失敗する場合があります。 その場合は、iSyncを再起動してから再度同期を実行してください。